ゼロ

「ゼロ」を読みました。堀江貴文氏の著作です。シンプルだが力強い良書です。働くことを強く勧めています。働くことでしか自分や世界を変えることはできないと断言しています。自分が努力の人であること、女にモテない男であること、自分の恥ずかしい一面をたっぷりと告白しています。「ホリエモン」は「堀江貴文」に変身しました。溢れるような自信です。「ゼロからのスタートは足し算ではじめる」という彼のメッセージをしっかりと受け止めました。この本には、彼の幼少期から学生時代のエピソードがたっぷりと描かれています。努力だけでは何ともなりません、彼はタダモノではありません。よくわかりました。備忘します。

…自分を変え。周囲を動かし、自由を手に入れるための唯一の手段、それは「働くこと」なのだ。(p.34)
…チャンスを見極める目なんて、必要ないのだ。少しでもおもしろいと思ったら、躊躇せず飛び込む。そうしないと、せっかくやってきたチャンスは流れる桃のように過ぎ去ってしまう。(p.101)
人はなにかに、「没頭」することができたとき。その対象を好きになることができる。(p.128)
人は、本質的に怠け者だ。長期的で大きな目標を掲げると、迷うや気のゆるみが生じて、うまく没頭できなくなる。そこで、「今日という一日」にギリギリ達成可能なレベルの目標を掲げ、今日のも目標に向かって猛ダッシュしていくのである。(p.130)
…ほんとうに困ったとき、人生の崖っぷちに追い込まれたとき、失敗してゼロに戻ったとき、あなたを救ってくれるのはお金ではなく」、信用なのだ。(p.147)
ライブドアという会社を失って、未練はないか。そう聞かれたら僕は「ない」と即答できる。…僕はすでに前を向いているからだ。(p.180)
成功したければ挑戦すること。挑戦して、全力で走り抜けること。その全力疾走のことを、人は努力と呼ぶ。僕は…どうやら滑稽なくらいに不器用な努力の人らしいのだ。(p.187)