ランチェスター戦略

ランチェスター戦略の具体策として「はじめはグー、そしてパー、チョキの順」と表現しています。まんがで事例を紹介し、そののちに理論を説明しています。初心の学習者には手ごろだと思います。備忘します。

まんがで身につく ランチェスター戦略 (Business ComicSeries)

まんがで身につく ランチェスター戦略 (Business ComicSeries)

…あれこれ手を広げず、まずはひとつのことに集中することが求められる。…大きな市場で小さなシェアではなく、小さな市場で大きなシェアをめざすのだ。…「独走の条件」といわれる41.7%をシェア目標に…p,72
「はじめはグー、そしてパー、チョキの順」まず、導入期は「グーの戦略」。これは、「握りこぶしをぐっと突き出すイメージで、市場に参入せよ」という意味だ。…成長期は、各社競合が乗り出し、レース型の戦いが展開される。すなわちシェア拡大を目指す陣取り合戦だ。このときは、さっと「パーの戦略」に切り替える。…やがて伸び率が鈍化すれば、たとえ成長していても成熟期とみなし、戦略を転換しなくてはならない。このときは、勝てる分野に集中し、生産性の向上が求められる。これこそが「チョキの戦略」。p.126
ランチェスター戦略の最終目標は、「どの分野でもよいので、ナンバーワンになること…ここで重要なのは「徹底してやりきる」ということだ。p.152