モチベーションアップ通信

「モチベーションアップ通信」を6か月分読みました。前職まで10年近く毎月読んでいました。また新会社設立の折にはわざわざ社員の方にご訪問いただき、感激いたしましたのに、つい怠けていました。モチベーションアップ通信の桑島社長の巻頭文はとても含蓄があり、はっとさせられることが多々あります。以前、価格設定の考え方に驚いたことがあります。「独自で画期的な商品は、ぎりぎりの価格設定をして、競合の参入を抑止せよ」とありました。実に驚きました。ふつうは先行者利益をとれと教えます。価格設定の奥深さを教えていただきました。
9月号 経営視点(1)・運とは細部に注意を払うことである。・生活費の中の固定支出は、低めに設定しておく。・ファンが聞きたい曲やる。
10月号 強さとは他人を優先すること。弱さとは自分を優先すること。・社長がプレッシャーを感じる価格に設定すること
11月号 夫婦喧嘩をなくす非勝三原則とは、勝たない・勝てない・勝ちたくない。
12月号 新しい手帳に変える前に前年の予定表を見てやり残したことをチェックするとよい。
1月号  社長が報告を受けるコツ。話しかけられたら手を止めて聞き、ゆっくりと話すこと。
2月号  全社員の年齢を正確に覚えること。

www.motivation-up.co.jp

人事労務NEWS

「人事労務NEWS」を読みました。4か月分読まずに積んでいました。高橋先生、ごめんなさい。現在雇用がないので抜かっていました。心を入れ替えて勉強します。
9月号 有期社員の無期転換ルールについての解説がありました。道南食品の5年を迎える契約社員はどうなっているのか気になります。同一労働同一賃金については、いまだに違和感があります。これは社会主義の考え方ではないのかと。今の自分の立場では、ほとんどニュートラルですが、経営者をやっているときは、難しいと感じていました。もっともどうしようもない正社員を何とかしないと会社の発展はないけれど。
11月号 育児介護休業指針の改正があったそうです。これも戦後の家制度をなくした余波です。もちろん、少子化の影響も大きいと思います。こうなった以上、人口増のために休業を認めて、女性を復帰しやすくしなければなりません。
12月号 年金受給者の控除を見直す検討がはじまったそうです。確かに、裕福な高齢者にどろぼうに追い銭はよくないです。受給者としてそう思います。社会はフェアでなければいけません。年金はお小遣いではなく、生活費に充当されるべきです。
1月号 65歳以上の人もこの1月より、「高年齢被保険者」として雇用保険の適応対象になるそうです。もともと定年制を廃止すでばずっと被保険者でいられるようになります。世界で定年制があるのは日本だけだそうです。働ける人は死ぬまで働くことが社会のためだし、本人のためです。成果報酬なら年齢とともに給料は下がるのが普通ですので総人件費の上昇にはつながりません。人で不足解消になります。私は、若い元部下に使われるのは御免ですけど。大手自動車会社のすべてが、契約社員の無期化を避けるためにクーリング期間を6か月に延長したそうです。これは国の立法趣旨への反抗です。私は無期化は反対ですが、「法は法」(趣旨も)で守るべきだと思います。
katsujin-consul.com

いい会社にしよう!

東京メトロポリタン税理士法人、北岡先生のニュースレター4か月分をまとめて読みました。毎月読めないのは私の怠慢です。
10月号は、経営計画の必要性と効果を語っています。「計画を作れば必ず実績が上がる」その通りです。ただ雇われ社長のときは、親会社の命令でしぶしぶ作成していました。(反省)労働分配率を把握し、労働分配率から売り上げを逆算することをすすめています。なるほど、なるほど。
11月号は、最近の税務調査が少なくなったことや突込みが甘くなっている印象を語っています。上場を目指す企業が多くなっている、セカンドオピニオンの機会が増えているとのこと。会計業界の流れを語っています。
12月号は、私もお聞きした、ライフネット生命の創業者、。出口氏の講演内容をかいつまんで語っています。集中力の本を紹介しています。早速、購入します。
1月号は、寓話をとりあげて、幸不幸は心の持ちようだと説いています。
www.tm-tax.com

財界 2018年1月16日号

「財界 2018年1月16日号」をザッピングしました。冒頭は、イヌ年生まれの財界人の紹介です。昭和21年生まれがほとんどですが、9年はまれで、33年はそこそこいらっしゃいます。昭和33年生まれが還暦を迎えるのだと月日の流れの速さを実感しました。記事では「在庫は成長のエネルギー」と在庫を罪庫ではないと言い切るトラスコ中山中山純男社長が載ってます。以前、テレビの情報番組を観て衝撃を受けたことがあります。堺屋太一さんの連載は良い内容です。東京一極集中を嘆いてます。税制を変えないと地方は疲弊してしまうとの論です。講演を聴いてしショックを受けたタニサケの松岡会長の記事があります。松岡会長は癌で入院したこともあるのにお元気そうで何よりです。「ずいひつ」欄に野田一夫さんが書いています。地中海クルーズを勧めています。すでに卒寿だそうです。5年ほど前にお目にかかりましたが、お元気で何よりです。

財界 2018年 1/16 号 [雑誌]

財界 2018年 1/16 号 [雑誌]

財界 2018年1月2日号

「財界」2018年1月2日号を飛ばし読みしました。1月の半ばに「財界」の年間表彰式に出席した折におみやげとして2冊いただきました。経営者賞でサイバーエージェントの藤田社長のご挨拶が印象に残りました。「ameba T Vで年間200億円の赤字を出している経営者が顕彰されるのはおこがましい」との話でした。むしろ好感が持てました。尚。この雑誌を意識して読んだのは初めてです。三菱総研の小宮山氏が絵エルギー問題に触れていて、再生可能エネルギーの現場コストがわかりました。「日本国内では1キロワット時の電力をLNGで発電するのに 13.7円。…太陽光発電は、16円、風力発電もほぼ16円、地熱が12円位。14年前自宅に設置した時は60円のコスト。それが今は急速に安くなっている…

財界 2018年 1/2 号 [雑誌]

財界 2018年 1/2 号 [雑誌]

街道をいく 本郷界隈

NHKスペシャル 街道をいく 第1シリーズ第6回 本郷界隈」をオンデマンドで視聴しました。晩年、司馬遼太郎夏目漱石に関心を寄せていました。明治政府は、東京帝国大学を拠点に西洋に追いつくため優秀な人材を育てました。初めは法外な給料でお雇い学者に教わり、明治中頃には欧州への留学により文化、技術を吸収しようとしました。本郷界隈に俊秀が集い日本の未来を担っていました。その使命感と責任感はいかばかりか、現在のアフリカの秀才たちも、こんな感じなのかもしれません。番組紹介文を転載します。

バブル崩壊直後、晩年の作家・司馬遼太郎は、東京という怪物的空間と向き合うために、東京大学のある本郷を訪れました。司馬は本郷を西洋文明の受容と分配を担った「配電盤」と位置づけ、維新直後の明治に思いをはせました。旅の道連れは、明治の初め、配電盤の電流となるべく歩み始めた帝大生・夏目漱石。第6回は、司馬の足跡をたどりながら、本郷を舞台に、若き日の夏目漱石を通して明治という時代を浮き彫りにします。

街道をいく 長州路 肥薩のみち

NHKスペシャル 街道をいく 第1シリーズ第5回 長州路 肥薩のみち」をオンデマンドで視聴しました。明治維新の原動力は長州にありました。その長州が奇兵隊を生み出したのは、関ヶ原で家康に藩を縮小された時に家臣たちが、それでも毛利輝元について行ったことが端緒だと述べています。禄を絶たれた武士は商業や農業に携わりながら、反骨と改革の志士を育てたのだと。高杉晋作吉田松陰にその典型を見ています。一方、薩摩と肥後熊本は、隼人と熊襲であり、もともと中央政府の束縛を好まない気性の地で、西郷隆盛を担いで気概を示しました。田原坂の激戦の地では、今も弾丸が山肌にいくらでも見つかるそうです。番組紹介文を転載します。

かつて太宰治は故郷の津軽を「本州の袋小路」と形容して貧しさを嘆きましたが、作家・司馬遼太郎は「北のまほろば」と、豊かさをたたえました。また、津軽藩のコメ一辺倒政策の悲劇を憂い、「古代はよかった。中世も悪くなかった」と振り返りました。第3回は、司馬が旅した足跡をたどり、弘前市三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)を訪れ、古代から続く青森の歴史を通して、社会のあるべき姿の原型を青森の四季に重ねます。
明治維新はなぜ達成されたのか。そして、長州と薩摩はなぜ維新の原動力となりえたのか。その答に迫ろうとして、作家・司馬遼太郎は、長州路と肥薩(ひさつ・肥後と薩摩)の道を歩きました。司馬は江戸時代の諸藩がそれぞれに培っていた個性と多様性に着目し、とりわけ長州と薩摩の強烈な独自性に眼を向けました。第5回は、この二つの道をたどり、維新を成し遂げた幕末の志士たちを通して描く日本の風土論です。