「バルザック・スタンダール」(週間朝日百科 世界の文学11)を読みました。バルザック「ゴリオ爺さん」、スタンダール「赤と黒」書名だけは知っているけれどストーリーについてはじめて知りました。面白そうな物語です。若い頃、スタンダールの恋愛論を読んで影響を受けていました。「ザルツブルクの小枝」要するに恋は盲目の記述が記憶に残っています。またジョルジュサンド、メリメの生き方に興味をひかれました。「カルメン」を読んでみたい…
歴史と文学
「歴史と文学」(週間朝日百科 世界の文学10)を読みました。ギリシャのヘロドトスから始まって、司馬遷、イブン・ハルドゥーン、ギボンなど有名人が続きます。「インカ皇統記」は全く知りませんでした。征服者とインカ帝国の皇女との混血者が作者だそうです。ギボン「ローマ帝国興亡史」も名高いですが、滅亡の理由がキリスト教を受け入れたことだと解釈しているのには驚きました。ハルドゥーン曰く「人間の寿命は完全な星の下に生まれれば120年であり、王朝の寿命も三代120年を超えることはない」(ページ2-316)歴史そのものを扱った本には必ずハルドゥーンが出てきます。現代の歴史家にとって「歴史序説」は必読の書なのでしょう。
実践Arduino!
「実践Arduino!」を読みました。IoTの基礎を学んでいます。本書の通りに実験しています。まず、ブレッドボードにLED、抵抗などをセットします。次に、以下のプログラム(スケッチ)をコンパイルしてArduinoにプログラムを書き込みます。電気の流れを確認しながら、プログラムの一部を改変したりして学んでいます。
多分、複雑な動きも単純な動きの複合です。理解できるようになるといいなぁ…
経験的に理解することを目指します。例えば…
・ブレッドボードの同期穴を理解する
・LEDのプラス、マイナスを理解する(カソード)
・抵抗の働きとオームの差による変化を確認する
・グランドの結線
スケッチを備忘します。
- 作者:平原 真
- 発売日: 2017/08/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
// the setup function runs once when you press reset or power the board
void setup() {
// initialize digital pin LED_BUILTIN as an output.
pinMode(LED_BUILTIN, OUTPUT);
}// the loop function runs over and over again forever
void loop() {
digitalWrite(LED_BUILTIN, HIGH); // turn the LED on (HIGH is the voltage level)
delay(100); // wait for a second
digitalWrite(LED_BUILTIN, LOW); // turn the LED off by making the voltage LOW
delay(100); // wait for a second
}
ワーズワス・バイロン
「ワーズワス・バイロン」(週間朝日百科 世界の文学7)を読みました。ロマン主義の作家たちの解説です。詩人シェリーはともかく、妻のメアリー・シェリーが「フランケンシュタイン」の原作者で、内容は映画とは全く違うことを知りました。怪物を生み出した科学者がフランケンシュタインだそうです。また「ドン・ジュアン」の作者がバイロンで、ドンファン(放蕩者)のイメージを生み出したことも初めて知りました。知らないことが多すぎます…