バルザック・スタンダール

バルザックスタンダール」(週間朝日百科 世界の文学11)を読みました。バルザックゴリオ爺さん」、スタンダール赤と黒」書名だけは知っているけれどストーリーについてはじめて知りました。面白そうな物語です。若い頃、スタンダールの恋愛論を読んで影響を受けていました。「ザルツブルクの小枝」要するに恋は盲目の記述が記憶に残っています。またジョルジュサンド、メリメの生き方に興味をひかれました。「カルメン」を読んでみたい…
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歴史と文学

「歴史と文学」(週間朝日百科 世界の文学10)を読みました。ギリシャヘロドトスから始まって、司馬遷イブン・ハルドゥーン、ギボンなど有名人が続きます。「インカ皇統記」は全く知りませんでした。征服者とインカ帝国の皇女との混血者が作者だそうです。ギボン「ローマ帝国興亡史」も名高いですが、滅亡の理由がキリスト教を受け入れたことだと解釈しているのには驚きました。ハルドゥーン曰く「人間の寿命は完全な星の下に生まれれば120年であり、王朝の寿命も三代120年を超えることはない」(ページ2-316)歴史そのものを扱った本には必ずハルドゥーンが出てきます。現代の歴史家にとって「歴史序説」は必読の書なのでしょう。
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プーシキン・ゴーゴリ

プーシキンゴーゴリ」(週間朝日百科 世界の文学9)を読みました。プーシキンスペードの女王」、ゴーゴリ「外套」は読んだことがありません。この2冊は、近いうちに読んでみます。プーシキンは決闘で死に至ったそうです。ゴーゴリも精神の変調で断食死とのこと、天才は見えすぎて生きるのが辛いのかもしれません。他に、レールモントフ「現代の英雄」、グリボエードフ「知恵の悲しみ」も心に残りました。それにしても皆、早死にで残念です。
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ユゴー・ミュッセ

ユゴー・ミュッセ」(週間朝日百科 世界の文学8)を読みました。ロマン主義の作家たちの続きです。ユゴーの「レ・ミゼラブル」は児童書でのジャンバルジャンの逸話以来、映画だけでなく、ミュージカルも何度も観ています。小説には「あらすじからは抜け落ちてしまう、いくつもの長い挿話と、作者介入による脱線的長談義」(ページ2-242)がふんだんに記述されているそうです。長談義にお付き合いする時間的余裕はありませんが、ミュージカルを視聴したくなりました。
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実践Arduino!

「実践Arduino!」を読みました。IoTの基礎を学んでいます。本書の通りに実験しています。まず、ブレッドボードにLED、抵抗などをセットします。次に、以下のプログラム(スケッチ)をコンパイルしてArduinoにプログラムを書き込みます。電気の流れを確認しながら、プログラムの一部を改変したりして学んでいます。
多分、複雑な動きも単純な動きの複合です。理解できるようになるといいなぁ…
経験的に理解することを目指します。例えば…
・ブレッドボードの同期穴を理解する
・LEDのプラス、マイナスを理解する(カソード)
・抵抗の働きとオームの差による変化を確認する
・グランドの結線
スケッチを備忘します。

実践Arduino!  電子工作でアイデアを形にしよう

実践Arduino! 電子工作でアイデアを形にしよう

  • 作者:平原 真
  • 発売日: 2017/08/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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// the setup function runs once when you press reset or power the board
void setup() {
// initialize digital pin LED_BUILTIN as an output.
pinMode(LED_BUILTIN, OUTPUT);
}

// the loop function runs over and over again forever
void loop() {
digitalWrite(LED_BUILTIN, HIGH); // turn the LED on (HIGH is the voltage level)
delay(100); // wait for a second
digitalWrite(LED_BUILTIN, LOW); // turn the LED off by making the voltage LOW
delay(100); // wait for a second
}

ワーズワス・バイロン

「ワーズワス・バイロン」(週間朝日百科 世界の文学7)を読みました。ロマン主義の作家たちの解説です。詩人シェリーはともかく、妻のメアリー・シェリーが「フランケンシュタイン」の原作者で、内容は映画とは全く違うことを知りました。怪物を生み出した科学者がフランケンシュタインだそうです。また「ドン・ジュアン」の作者がバイロンで、ドンファン(放蕩者)のイメージを生み出したことも初めて知りました。知らないことが多すぎます…
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ヴォルテール・ルソー

ヴォルテール・ルソー」(週間朝日百科 世界の文学6)を読みました。ルソーの「エミール」は教育論として有名で、いろいろな本に言及があります。「社会契約論」など、現代の社会に貢献しているのは間違いないでしょう。ヴォルテールが知の巨人であることを初めて知りました。「カンディード」が代表作です。当時は文学、哲学、歴史が融合しており、天才はあらゆる分野の包括者だったようです。カサノヴァが実在の作家で伝説通りの「遊ぶ」人だったことを知りました。「生きることと遊ぶこととは、二つの同じものだ」(ページ2-188)
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