ストレスフリーの整理術

「ストレスフリーの整理術」を読みました。新しいアプリやガジェットを使った整理法ではありません。整理の考え方についての本です。どんな道具を使っても、道具や技術では効率的な整理はできないと論じています。著者の原則に乗っとて実行を習慣化すれば仕事の能率は飛躍的に高まると論じています。著者はGTDというやり方を提唱しています。Geting Things Done の頭文字をとってGTDです。気になることすべてを「収集」し、何をするかを明らかにする「処理」を行い、「処理」の結果を「整理」する。そして「実行」に持ち込むそうです。徹底して実行すること、例外をつくらないことがポイントみたいです。定式化して習慣化するまで繰り返し実行することらしいです。はじめの整理に2日を用意することが必須だそうです。自身で実際に試行してみます。特に備忘録ファイルには興味をもちました。

はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

…一種のカレンダーではあるが、将来思い出したいことのリマインダーをそのまま放り込んでおける点が特徴となっている。…とにかく便利だ。…使うファイルは全部で43個。そのうち31個には1から31までのラベルを貼り(日別ファイル)、残り12個には1から12までのラベルを貼る(月別ファイル)日別ファイルは手前に置き、明日の数字のものがいちばん前に来るようにする。…備忘録ファイルを使うと、物理的な書類をそのままリマインダーとして使えるというメリットがある。…(p.190)

このシステムを電子的に行えないか検討してみようと思います。私の場合、すでにscansnapで紙の資料はほとんど無くなっているので進化した方法を考えなければなりません。山根一眞氏の袋ファイリング法のような卓越した方法だと直感しました。