iPhone習慣術

iPhone習慣術」を読みました。初のキンドル購入本です。作者はlifehacking.jpの堀さんの著作です。今月号の日経アソシエのビジネス洋書紹介にも「ダイエットから企業戦略まで小さな習慣が大きな変化を生む」として日本語版未発売「HABIT」を紹介していました。「Habits are powerful,but delicate.They can emerge outside our consciousness,or can be deliberately designed.(習慣は強力だがデリケートな面もある。それは無意識に生まれることもあれば、意識的にデザインすることも可能だ)」と引用しています。以前より示唆に富んだ指摘をブログ上で何度も論じています。習慣こそ人生を変える鍵なのかもしれません。
この著作で紹介されているアプリはほとんど購入しました。外れはほとんどありませんでしたが、todoアプリなど多少好みの分かれるところはあります。でも機能的には問題はありませんでした。良書です。影響されて家計簿をつけるようになりました。すでに2ヶ月が経過しています。備忘します。

iPhone習慣術

iPhone習慣術

…家計簿がもたらしてくれる最大のメリットは「お金に関する漠然とした不安から自由になれること」です。家計簿によって具体的な節約の目標が見え、手が届く貯金の目標額やそのための方法を案がやすくなります。そして、収支の状況を知ることから、安心感を得ることもできます。
…読んだ成果として読書量を「何冊読んだ」と数えることが多いですが、そうではなく、ページ数で数えましょう。…ページ数で数えることは、単位を細かくすることで毎日の読書量を見積もりやすくする効果があります。
…「勉強する」ということを…「チェックすること」に置き換えて…「もっと勉強する」ではなく「もっとチェックすることをふやす」という発想で、勉強の習慣を追加できるのです。
ブログは、例えるならば決して完成しない本のようなものです。ひとつひとつの記事の完成度を求めるよりも、断片的な記事でも常に公開し続けることで、少しずつ内容を深め、テーマを追求していくことが大事なのです。
「LifeTimer」を使い始めたら、やりたいことをどんどんタイマーに登録します。実現可能性は考えなくてもかまいません。…実行するために、まず大事なのは、「自分が今いちばんやりたいことは、これだ」と意識して、時間を作る工夫を始めることです。時間をつくるには…行動記録のデータを利用することが有効です。
…「ライフログを取り続けることで、習慣ができている」と、言うこともできます。正確な記録が、高いモチベーションにつながって、習慣づくりを後押しする…