読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

地震前兆現象を科学する

地震の予測は、地震発生の「エリアを広く、時間を長く、規模を小さく」すれば、日本のような地震多発地帯では必ず当たるそうです。現在の地震予測で有望なのはGPS、井戸水位、動物行動ですが、どれもピンポイント予測はできないので複合情報で予測するしかないそうです。有用な地震予測は大災害を起こす地震の予測だけです。予測ができると被害が減ります。地震科学者の今後に期待してます。備忘します。

地震前兆現象を科学する (祥伝社新書)

地震前兆現象を科学する (祥伝社新書)

…予測情報として価値ある情報になります。年に数回しか発生しない大きな地震を対象として、少ない数の予測情報が出された場合です。巷にあふれる地震予測情報で…まずみかけることがありません。ページ72
予知が必要な地震は、阪神淡路大震災東日本大震災のような地震だけであり、将来については、首都圏直下型地震南海トラフ沿いの巨大地震などの、真に日本にとって重大な被害をもたらす地震だけなのだと思います、ページ95
地震予知が原理的により不可能であると…考えていません。…地震先行現象があったとしても、地震予知ができるわけではありませんが、一つの先行現象では予測制度が低くても、複数の異なる現象がとらえられた場合、その地震の予測精度は高くなると考えています。ページ114
…静穏化や活性化を際だたせる方法として筆者等が開発したのが、RTM法です。Rは距離、Tは時間制、Mは地震の大きさを表しています。RTMは3つの値の積として定義され、過去一定期間の地震活動の推移を示す指標となります。…したがって、多くの期間はゼロ近辺のみぞ値を示すという特徴があります。ページ162
社会にとって意味ある予測情報とは、小さい地震を100個当てることではなく、災害につながるような地震だけを、極論をいえば、大規模災害となるような地震だけを当てることではないでしょうか。ページ219