「北朝鮮が作った韓国大統領 文在寅」を読みました。著者は龍谷大学李相哲教授です。YouTubeで朝鮮半島情勢の分析を毎週視聴しています。冷静で客観的な分析です。この情報を元に発信しているYouTuberがたくさんいます。先生の情報収集能力と分析能力、さらに誠実な態度、どれをとっても素晴らしい方だと思います。先週、珍しく自著をPRされていましたのでご著書を購入することにしました。略歴をみて、誤解に気づきました。李相哲氏は、韓国人か、在日の方と思っておりました。そうではなくて、ご両親は朝鮮族で、中国で生まれ育った方でした。その後、来日され、日本に帰化したそうです。
このブログがアップされる翌日4月15日に韓国の国政選挙があります。この選挙の結果で朝鮮半島、そして日本に大きな影響があると先生は主張しておりますどうしてこうなったのかを知りたくて一読してみました。私の予想としては、選挙の結果には悲観的です。韓国は人権問題、経済問題で塗炭の苦しみを味わうかもしれません。備忘します。
- 作者:李 相哲
- 発売日: 2020/03/25
- メディア: 文庫
韓国政治を半年近くウォッチしてきた韓国人評論家は、韓国では、一般大衆を先導する映画の力を絶大だ。虚構のストーリーに涙を流し、感動し、洗脳され、行動する。それに政治家が便所金泳三、金大中、盧武鉉、林明白の角元大統領の息子や兄も収賄罪で有罪判決を受けたが、経済共同体だからといって大統領が裁かれることがなかったところが、生活基盤を大人にする他人を経済共同体とみなし経済共同体論理を適用してばっくれ大統領を訴追するのは初めてのことだ。過去の法解釈などからすれば無理があるようにも映る。ページ126
韓国では、慰安婦問題で日本に同情したり、歴史問題で日本を擁護したりする主張は迷信が許さない。この類の問題で自由な発言をしたら袋叩きに会い、人生を台無しにされる恐れさえある。ページ134
在任中に盧武鉉は対外政策だけでなく国内政治でも失敗を重ね、任期を1年余り残した2006年末の国政運営指示の調査では5.7%を最低施術をたたき出した。金大中同様、親族や側近の不祥事が相次いで明らかになり、国民の批判を浴びたページ194
軍人政権が石油生産と言う名の下政治報復をしていると言う批判が高まっているが、放送がそれを助けている。これでも言論機関と言えるのだろうか警察は、世間の日を受けるさあ団体を怖がっている。けが人が出るなどいっぽ間違えれば、人生を棒に振るから…ページ217
文人が大統領になって単純に保守政権から探せ鍵に変わった、つまり政権交代が行われたと見ているかもしれませんが、そうではありません。実は今、韓国で起きているのは体制転換なのです。ページ225