「フィットネスクラブマネジメント公式テキストvol.2(ベーシック)」を読みました。かつて在籍していた業界の変化はどのようになっているか?興味深く読みました。大型タイプは存続しているものの小型のタイプ、例えば、カーブスやライザップに台頭が著しいことがわかりました。私が業界を去った2013年にはすでにその兆候はありましたが…。顧客動向にも特段の変化はありませんでした。冒頭のトレンドから「フィットネス産業」の記述は初心者には難しいと感じました。第二章からの「健康づくり」「トレーニング」「店舗運営」「顧客」「人事」「施設」「安全衛生」はとっつきやすいと思いました。常識的な知識にプラスワンで学習すれば事足りる内容です。気になったのは、業界分析が3箇所にわたってほぼ同様の内容なので整理した方がよいと思いました。コラムを興味深く読みました。備忘します。
フィットネスをすることによってセルフエフィカシーを高めることができるとしたら、それは日本人に自信をもたせ、日本をよりよい場所につながるだろう。ページ17
クラブビジネスは支出のほとんどが固定費のため、売上が一旦損益分岐点を下回ると大変苦しい状況に陥る。ページ20
トレーニングによって、各体力要素を維持・向上させるためには、すでに到達している水準以上の運動強度(負荷)を与える必要がある。ページ52
そんな中、青天の霹靂で年間1億円以上の赤字を抱える地方クラブの支配人に抜擢され(本当のところは、親会社は撤退を前提に出向者に恥をかかせないために本社に戻した、私は撤退要員だった)クラブ存亡の危機に直面しました。…1年3ヶ月目に単月黒字化、3年目には単年度黒字化を実現し…ページ99
お客様がクラブに入会するときに期待していることの上位5項目は以下の通りになる。
①運動不足解消・運動機会確保 ②健康維持・増進 ③筋力アップ・体力維持向上 ④ダイエット・体型維持改善 ⑤気晴らし・ストレス解消 ページ107