フィットネスクラブマネジメント公式テキストvol.2(インターミディエイト)

「フィットネスクラブマネジメント公式テキストvol.2(インターミディエイト)」を読みました。入社数年目から管理職手前の方のための中級編です。冒頭から「エデュテインメント」、「ロングエンゲージメント」、「ドリヴン」などカタカナ表記の言葉が続き面食らいました。これ覚えるの?よく読んでみると内容はあたりまえで安心しましたが…。「指定管理制度」「マーケティング」はよく書けています。今更ながら勉強になりました。「健康づくり」「トレーニング」「店舗運営」「営業管理」「人的マネジメント」「顧客」「施設」の各項目は、ベーシックを深掘りした感じです。27ページの「フィットネス関連団体・指導者資格認定団体」一覧は参考になりました。さらに、リスクを軸に労働法や消防法など関連法規の記述が充実しています。備忘します。
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2113年に16兆円だったヘルスケア産業の市場規模は、2020年には26兆円に、さらに2030年には37兆円になると予測されています。こうした市場を形成するメインプレイヤーに、フィットネスクラブビジネスを展開する企業がなり、日本の生活者・経済の発展を牽引する役割を担うことが、期待されている。ページ11
本当に大切なことは、システムやテクノロジーではなく、カスタマー・エクスペリエンス(顧客体験)にはず。それを実現するための手段としてITを活用することは需要かと思いますが、それ以前に顧客に対する思いや理念、それを実現するための戦略が必要でしょう。つまり、「IT」より、「愛と手」が大事ということ。特に、継続してサポートしていくことで習慣化できるようになるフィットネスというサービスは、人間を深く理解し、人間として寄り添うことが、とても大事だと思います。ページ43
消費者の購買体験や、消費者のコミュニケーションによって評判が形成されるアーンドメディアは消費者からの信頼が高いとされている。…ただし、アーンドメディアも万能ではない。ページ131