お気に入りは「永遠の嘘をついてくれ」です。旧い友人が病んでいるとの報に、中島みゆきの「永遠の嘘をついてくれ」の一節をふと口をついて出ました。「友からの手紙には/上海の裏町で病んでいると/見知らぬ誰かの下手な代筆文字」…。久しぶりに聞いていると日本人の見栄の切り方は「かくあるべき」と思い至りました。そんなに遠い未来ではなく訪れる死への準備が必要です。
https://www.youtube.com/watch?v=IWX5ipStDTs
傷ついた獣たちは最後の力で牙をむく/ほっといてくれと最後の力で嘘をつく/嘘をつけ/永遠のさよならのかわりに/やり切れない事実のかわりに