幼年期の終わり

幼年期の終わり」を読みました。著者、アーサー・クラークは「2001宇宙の旅」の原作者です。SF小説の傑作といわれています。いつか読んでみたいと思ってました。
ある日、地球の各都市に巨大な宇宙船が不気味にあたわれるところから物語ははじまります。その宇宙船の存在により戦争や飢餓はなくなり人類に幸福が訪れたようにみえましたが…。人類はまだ幼年期にあり、異星人が見守る中、思いもよらない展開になります。ワクワクドキドキのストーリーです。戦争や飢餓がなくなると同時に、好奇心や向上心がなくなるのは人間の性なのかと哀しい気持ちになりました。人類のもっている悪魔や地獄の過去の記憶が未来の予告だったとは!
昨日、仕事の行き帰りに半分(200ページほど)読んで引き込まれました。本日、先が待ちきれず食後に、一気に読み終えました。