サイコパス岡田斗司夫さんがSF小説の傑作として推していたロバート・A・ハインラインの「月は無慈悲な夜の女王」を読みました。この小説は、文庫本で約700ページもある大作ですが、その内容はあまりに面白く、わずか5時間で一気に読了してしまいました。
物語の舞台は2075年の月。ここは地球の流刑地で、人口は約300万人。住人たちは食料を地球に輸出しながら生活しています。主人公のマニーは腕を失ったエンジニアで、彼と革命家のワイオ、そして教授は月の独立を目指します。革命の鍵を握るのは、意識を持ち始めた人工知能マイク。彼らは地球からの支配を脱し、自由を求めて戦います。
「月は無慈悲な夜の女王」は、ハインラインの代表作として広く評価されており、ヒューゴー賞を受賞するなど、多くのSFファンに愛されています。その独自の世界観と深いテーマ性から、アメリカのSF文学においても高く評価されています。
私自身も、この物語に引き込まれ、最後のオチには驚かされました。単なるエンターテインメントを超えた深いテーマを持っており、読後も多くのことを考えさせられました。
「月は無慈悲な夜の女王」は、わくわくドキドキの展開と深いテーマ性が見事に融合した素晴らしい小説です。岡田斗司夫さんが絶賛するのも納得の一冊。SF小説好きなら、ぜひ一度読んでみてください。