2010-01-01から1年間の記事一覧

天地明察

時代小説「天地明察」(冲方 丁著 角川書店)を読みました。不明にして、冲方丁氏を知らず、江戸時代の天文家、渋川春海も知りませんでした。小説としては「悼む人」以来の感動でした。傑作です。約500頁を一気呵成に読み終えてしまいました。 春海は江戸…

水木しげるの遠野物語

久しぶりにブログを書く気になりました。多忙と言えば、多忙、集中できないといえば集中できない日々が続きました。期初のさまざまな行事の忙しさを理由に、こころの隙間を埋めているような、とりとめのない1ヶ月でした。 そのあいだにも毎日「ゲゲゲの女房…

リトルショップ・オブ・ホラーズ

昨晩、下北沢、本田劇場で、DAIGO主演、オフ・ブロードウェイミュージカル「リトルショップ・オブ・ホラーズ」を観ました。 衣裳の牧野純子さんのご主人、岩男將史さんのご招待でした。岩男さんとは古い付き合いで、今も施設デザインやユニフォームなど、弊…

iPad入手 ソフト編

iPadを入手して2週間たちました。3回目なので使用ソフトを中心に私の知見を書いておきます。来週には、素晴らしい使用レポートがたくさん発表されるでしょう、その前座です。 オフィスではWiFiが飛んでいるので快適ですが、外ではe-mobile(D25HW)の立ち上…

「イノベーションの法則第7回」 池田信夫先生

昨日の話はアゴラブックス(電子出版)に尽きます。スキャンスナップが100万台売れているそうです。これは明らかに本の不法コピーに使われているだろうとのことでした。特にジャンプなどの漫画はzipで友人同士のコピーやネットでの流通が始まっているそうで…

稼げるソーシャルフィルタリング

「稼げるソーシャルフィルタリング」(堀江貴文著 青志社刊)を読みました。一般向けに書いた易しい内容です。twitterからこのブログを読んでいる人なら流し読みで十分です。自分の現在の方法が見当外れでないことがわかりました。それが最大の収穫です。具…

孟嘗君と戦国時代

「孟嘗君と戦国時代」(宮城谷昌光著 中公新書)を読みました。この時代の読み物は斉の恒公、晋の文公くらいはまだいいのですが、そのうち名前が混じってわからなくなります。春秋戦国時代の知識の整理に大変役立ちました。孟嘗君については詳しい記述が少な…

iPad入手(その2)

電源の問題(iPhoneとの互換性) 今まで持っていたiPod用の充電器を使ってみましたが、うまくいきませんでした。iPadの上に、「充電中ではありません」の表示がでます。同期については全く問題ありません。要するに専用の充電器でなければ充電できないようで…

イノベーションの法則 6回目 池田信夫先生

「イノベーションの法則」6回目を聞きました。これまでのレビューを交えながら標準化について学びました。一言でいえば、標準化なんてクソ食らえということです。世界標準を信じているおめでたい国が日本だということがよくわかりました。またイノベーション…

iPad 入手

午前11時頃、iPadが米国より、手元に届きました。小さな薄い箱に入っていました。開けてみると、紙片が数枚とアップルのロゴシートが入っていました。あとは、電源とコードと本体、誠にシンプルでした。wifi+3G あるいは wifiのみか、頼んだ覚えもなかったの…

会社が黒字になるしくみ

「会社が黒字になるしくみ」(坂口孝則著 徳間書店刊)を読みました。あまりに易しくて、つまらない本だと思いました。しかし、読み進んでいくうちに、難しい内容を易しく説明する著者の力量がわかってきました。飽きさせない力量もわかりました。特に「フリ…

「イノベーションの法則 第5回」池田信夫先生

本日、池田先生の「イノベーションの法則の講義を聞きました。 孫正義氏の「光の道」構想の誤りと、スティーブンジョブスがアドビのflash拒否の話から始まりました。イノベーションの話では定番のクリステンセン「イノベーションのジレンマ」の説明のあと、…

おじさん、語学する

今更、英語を本気で習得する気はありません。 「…はっきりいって、英語の勉強などは適当なところでやめたほうがいい。英語を勉強する時間があるなら、その時間をほかの能力開発のために使うべきだ。…どうしても英語を学びたいという方には、やはり海外留学す…

使える経済書100冊

「使える経済書100冊」(NHK出版)を読みました。分量の割に内容が濃くて読み終えるのに時間がかかりました。各章のはじめに簡単な意見を述べています、これが結構おもしろい、「日本語だけでは重要な情報を得られない…辞書なんか引かないで、ざっと読ん…

池田信夫先生「イノベーションの法則」 第4回

イノベーションセミナーの第4回目を聞きました。冒頭、現実は事例の宝庫だという話があり、すでにメルマガで概要は配布されていましたが、後半は孫正義さんの事例を取り上げるとのことでした。 前半のIT業界のイノベーションの歴史は、知らないことがあり、…

電子書籍の衝撃

「電子書籍の衝撃」(佐々木俊尚著) を電子ブックで読みました。T-timesをインストールして、フォントの大きさを1.5倍、普通のディスプレイで「縦」で読みました。予想外なことに、紙で読むより快適でした。実はこの本は14日まで110円でダウンロー…

twitter -会社と仕事はこう変わる-

日経BPムック「twitter -会社と仕事はこう変わる-」を読みました。半年近くtwitterに触れて、分かったような気になっていました。実は分かっていないことが多い、反省も込めて、このムックを紹介します。冗長なところもありますが、おじさんが読むにはこの…

池田信夫氏「イノベーションセミナー」 3

池田信夫氏の3回目のセミナーを聴きました。昨日も刺激的な内容でした。冒頭より、原口総務大臣の「光の道」の批判から始まり、孫さんの本当の意図を教えてくれました(ここには書けない)。モバイルネットワーク(ケータイ)が世界に与えたインパクトの大き…

池田信夫氏「イノベーションセミナー」 2

昨日夕方、セミナーまでの数時間、久しぶりに銀座界隈を徘徊しました。伊藤屋を覗いて、風月堂で軽く食事して、三越廻り、ドトールで一服しました。「フリー」の最終部分を読みました。外国人、特に中国人の多さに驚きました。東京は観光地であることを再認…

テルマエ・ロマエ

コミック「テルマエ・ロマエ」(ヤマザキマリ)を読みました。古代ローマの風呂技師がワープして現代日本に現れ、日本の風呂文化に驚くという内容でした。結構、笑えます。疲れている方は一読してみてください。またイノベーションは真似でもいいのだなあな…

経営の教科書

「経営の教科書」(新将命著 ダイヤモンド社刊)を精読しました。平易でありながら意味の深い内容満載です。腑に落ちるところが多々あり、これまでの自分の足りていたところ、至らなかったところがよく分かりました。励まされもし、反省もしました。良書です…

星屑の街

正確には今日の深夜、BS2で、戸田恵子さんの「星屑の街」をやってました。思わず引き込まれ、3時頃まで楽しく観劇しました。衣装は多分、牧野純子さんではないかなあと最後のテロップを見ていたら、やはり彼女でした。ご主人の岩男さんには昔から、施設…

アジテーション

さきほどまで「経営の教科書」の冒頭部分を読んでいました。経営には「理念」が必要だと著者の新氏は述べています。次に「情熱」が必要だというところまで読みました。 当社の「理念」は何だろう、皆が本当に賛同しているだろうか。新入社員の研修でもっとゆ…

「イノベーションの法則」第1回目

本日、池田信夫先生の「イノベーションの法則」第1回目のセミナーを銀座で聴きました。たいへん勉強になりました。強い知的刺激を受けました。今の仕事に活かせると思います。またお人柄もよく分かりました。立派な方です。もともと尊敬してましたが、さらに…

20歳のときに知っておきたかったこと

「20歳のときに知っておきたかったこと」(ティナシーリグ著 阪急コミュニケーションズ刊)を読みました。今年読んだ本ではいちばんよい本です。感動しました。 著者はスタンフォード大学の女性教授で、起業家精神を教えているそうです。副題に「スタンフ…

スリラー

マイケルジャクソンのスリラーを今日も見てしまいました。何度見てもすばらしい! スカイクロラの最後の戦闘シーンだけ見ました。これもまたいい。サディスティックミカエラバンドの木村カエラ「塀までひとっ飛び」最高です。高中さんのギターが快感です。名…

お金でなく人のご縁ででっかく生きろ!

「お金でなく人のご縁ででっかく生きろ!」のコミック版を読み終えました。昼休みにふと読み始めて30分ほどでしたが、飽きさせないよい読み物でした。 「何のために」の章で、メンターが「自分にぴったり合う仕事見つけて、ばりばり頑張って、やがてチャン…

スキエンティア

「スキエンティア」(戸田誠二著)を読みました。漫画です。ヒューマンSFとの帯のごとく、痛い話の短編集です。最終話「覚醒機」に一番感動しました。何度も読み返しました。「…ですがものは考えようです。人生は太く短く深くなり、世の中に何かを残せる可…

仕事で疲れたら1分間だけ読む本

「仕事で疲れたら1分間だけ読む本」(松本幸夫著 成美堂出版)を読みました。良い本です。肉体的、精神的にダメージのあるときに回復するさまざまな方法を教えて貰いました。この著者の本を読むのははじめてです。妻が本屋さんで手にとって選んだ本です。 …

「年収が2倍にも3倍にもなる勉強法」(堀紘一著 PHP)を読みました。よい本だと思います。別に年収を上げたいとは思いませんが、東大卒の、ハーバードのMBAがどのように勉強するのかを知りたくて読みました。私もほぼ似たような方法で勉強していました。…