マンガでわかる統計学

「マンガでわかる統計学」を読みました。マンガで書いてあっても難しいものは難しいことがよくわかりました。もう少し噛み砕いて説明しないと読者ががっかりします。私の能力不足を棚に上げてといわれそうですが、???の部分がいくつもありました。少なくとも初心者が読む本ではありません。備忘します。

マンガでわかる統計学

マンガでわかる統計学

統計学は推計統計学と記述統計データに分類されます。…すなわち記述統計学はデータを整理することによって集団の状況をできるだけ簡単に、そして明確に表現することを目的とした統計学のことです。小集団を母集団とみなす統計学のこととだと考えればいいでしょう(7ページ)
測れるデータのことを数量データなんて言ったりするんですよ(19ページ)
そのなんとなーくが大事なのですデータ全体の雰囲気を直感的につかむために度数分布表やヒストグラムはあるのです(39ページ)
このように非常に大きかったり小さかったりするデータがある場合平均よりも中央値を求める方が適当です(40ページ)
…階級の幅を数学的に定めたも結局しっくりこない場合が少なくありません。…そもそも度数分布というのはあくまでもデータ全体の雰囲気を直感的につかむためのものだったはずです。ですから分析者の納得いくものを階級の幅とすれば十分なのです。(56ページ)9基準からやり方は簡単です。…基準化されたデータを基準値といいます(72ページ)
偏差値=基準値×10+50という計算で求められます(76ページ)
検定とは母集団について分析者が立てた仮説を正しいかどうかを標本データから推測する分析手法のことです(149ページ)