銘酒誕生物語 今西酒造

銘酒誕生物語(wowwowオンデマンド)を視聴しました。奈良県桜井市の今西酒造(みむろ杉)物語です。蔵元は、第11代、今西将之氏です。同志社大学卒、リクルートなどで勤務後、父の病死で継承しました。経営不振に直面、多角化を整理して酒造りに特化しました。長谷川酒店からの苦言を機に発憤、銘酒を醸すことに成功しました。日本最古の神社「大神神社」のお酒です。軽そうで使命感溢れる方です。
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杉玉(すぎたま)とは、スギの葉(穂先)を集めてボール状にした造形物。酒林(さかばやし)とも呼ばれる。日本酒の造り酒屋などの軒先に緑の杉玉を吊すことで、新酒が出来たことを知らせる役割を果たす。吊るされたばかりの杉玉はまだ蒼々としているが、やがて枯れて茶色がかってくる。この色の変化がまた人々に、新酒の熟成の具合を物語る。酒の神様に感謝を捧げるものであったとされる。起源は、酒神・大神神社三輪山のスギにあやかったという。
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