内臓脂肪を最速で落とす

「内臓脂肪を最速で落とす」を読みました。このところお腹に脂肪が目立つようになったので一読してみました。朝食は無理して摂らなくてもよいそうです。朝は食欲がないのでほっとしました。メタボがいろいろな病気を引き起こす原因です。節食が健康の元であることを再認識しました。日本人は意外と歩いている、海藻を消化できる、に驚きました。歯周病を治さないと痴呆になるかも… 備忘します。

脂肪が体につくのは決して悪いことではありません。脂肪は体の機能と健康を支えており、人生をのびのびと楽しむことができるのも脂肪が本来の役割を存分に果たすからこそです。ページ25
メタボリックシンドロームの診断基準は…内臓脂肪の蓄積に加えて、脂質異常、高血圧、高血糖のうち2つ以上当てはまる状態です。ページ61
2~3キログラム落とすだけで善玉アディポネクチンが増えますし、体重を平均1.8キログラム減らしたグループは、体重が変わらなかったグループと比べて糖尿病の発症率が70%近く低かったと言う報告もあります。ページ71
ガン全体の30~35%が食事と肥満が原因というのは驚きです。ページ84
メタボな人は認知症の発症率が6倍以上高くなり、しかも、こういう人が認知症を発症すると、認知機能の低下が早く進む事もわかりました。ページ94
アルツハイマー認知症も、脳血管性認知症も、元をたどると同じ元に行き着くからです。それが内臓脂肪です。ページ96
アミロイドβ神経細胞を破壊しますから、歯周病があることで記憶力が余分に失われる恐れがあるのです。ページ99
もっと良いのは焼くことです。同じ脂身付きのロース肉でも生姜焼きにすると250キロカロリーで、脂身を食べてもヒレカツを下回ります。揚げるよりは焼く、焼くよりは煮ることで、料理に含まれる脂肪の量がぐんと少なくなります。ページ110
果物は健康に良いイメージがありますが、とても太りやすい食品です。ダラダラ食べるのではなく、最初に決めた量だけ食べて終わりにしてください。ページ123
脂肪がつきにくい果物選手権はイチゴの優勝としましょう。ページ123
ご飯にもカロリーがあるとはいえ、飲む前に少しだけ、例えばおにぎり一個ぐらい食べておくと、脂っこい肴を次々に注文せずに済みます。ページ129
穀物製品の中で食物繊維が特に多いのがライ麦パン、全粒粉パン、玄米、そばなどです。ページ133
玄米、海藻やキノコを食べれば、内臓脂肪がつきやすい日本人の弱点を補える可能性があるということです。ページ137
日本人はジョギングをしたりジムに通ったりするなど運動習慣を持つ人は少なくても、誰もが日常生活の中で意外に歩いているのです。大変良いことです。ページ160一
具体的には、筋トレを軽く行ってから有酸素運動を行うのが有効です。ページ174
いくら皮下脂肪でも増えすぎてはいけませんから食物繊維をとり、有酸素運動を中心に体を動かす必要があります。それでも、タバコをやめることで得られる健康効果は、体重増加による問題よりはるかに大きいのです。ページ185
睡眠時間が短い人ほど実際に肥満度が高いことが確かめられています。ページ186