すべては「先送りで」うまくいく

「すべては先送りでうまくいく」を読みました。書名だけの衝動買いです。訳は練れていないのに加え、論の焦点が合っていないように思います。コンピュータ取引で、最初に「売り」「買い」を仕掛けると怪我をしやすいそうです。また有名な投資家パフェットは「何もしない」「待ち」が基本戦略だそうです。備忘します。

すべては「先送り」でうまくいく ――意思決定とタイミングの科学

すべては「先送り」でうまくいく ――意思決定とタイミングの科学

…ほとんどの状況において、私たちは本来もっと時間をとらなくてはならない。…基本的には最後の最後まで決断の瞬間を遅らせるべきだ。(v)
最高の投資戦略をまとめると、こうなるだろう。なるべく取引手数料を出費せず、複利価値を増やしていくこと。投資のプロフェッショナルを雇うなら、儲けの出し方に対する相手の考えをよく理解すること。そして取引回数は最低限に控え、パフェットやアックマンのように辛抱強く待つべきなのである。(p.220)