「プロカウンセラーの聞く技術 マンガ版」を読みました。カウンセラー技術をマンガの家庭内エピソードで表現しています。著述版と一緒に読んだので理解が深まりました。備忘します。
- 作者:東山 紘久
- 発売日: 2017/09/20
- メディア: 単行本
聞き上手は話さないと言うことでした。相手を緊張させないように、ゆったりと構えて1時間ほど相手の言うことを黙って素直に聞く。相槌以外こちらからはしゃべらない。すると必ずと言っていいほど相手から話を切り出してくる。ページ32
「話をよく聞いているよ」と相手に伝える作業のコミニケーション手段は、相槌を打つことです。相手の話を聞いていないと、相槌が打てないものです。ページ58
グチはたまれば大きなストレスになりますが、逆に、聞き方によっては、一番楽に相手のストレスを取る効果があります。ですからグチを聞いてくれる人がそばにいると、誰でも大きなストレスを防ぐことができます。ページ76
聞き手はつい相手に何か助言のようなことをしたくなりがちですが、助言をする際には、自分が既に聞くモードから話しモードになっていないか注意しましょう。聞き手は話してよりも偉いわけではないと言うことを自覚しておくことも大切なことです。ページ94
話はただ聞けばいいわけではなく、相手が聞いてほしいと思っているまさにそのタイミングで聞いてあげることが大切で、それを流すとなかなか心を開いて話してもらえないものです。簡単では無いですが、聞き手聞き上手のポイントです。ページ118
相手が感情的になってきたときには、こちらは論理的な説明を止めて、「そうか嫌なのか」「そうなんだね」と言って、まず相手の感情を受け止めるようにすることです。反論や説得をせずに、相手の気持ちを受け入れることによって、パートナー同士が共に成長する事はよくあることです。ページ140
