パワーエレクトロニクス技術

放送大学スペシャル講義「パワーエレクトロニクス技術」を視聴しました。パワーエレクトロニクスとは、電力工学、電子工学、制御技術の融合分野で人間に役立つ技術のことです。電力の変換と制御の技術ともいえます。
1950年代にGEがサイリスタという電子スイッチを開発したのがはじめで、インバーター(周波数を自由に変える)でブレイクしました。交流を直流に変換することを整流、直流を交流で制御する装置をインバーターといいます。インバータにより交流は力を伝えるのが難しかった欠点を改善しました。また太陽光発電風力発電で、能力一杯に発電させることや、高品質な電力を電力会社に送ったり、自律分散型(エコシティ)の開発もパワーエレクトロニクス技術の分野です。電気自動車ではセンサレス技術、レアアースをつかわない電動機の開発が行われています。
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