第二種電気工事士筆記試験すいーっと合格

第二種電気工事士筆記試験すいーっと合格」を読みました。2020年10月4日が試験日です。実技試験は間に合わないかもしれませんが、せめて筆記だけでも取ろうと思っています。ざっと通読しましたが、「記憶」が大半なので、ある程度の時間を掛ければ合格するでしょう。本書は、易しくて、点数の取れそうな部分から解説を始めています。初心者にとって、とても助かる構成です。これまでソーラーシェアリングのプロたちとの会話で電気関連の知識不足を思い知らされてきました。資格取得で自信をもって会話に加われると思います。備忘します。

ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士筆記試験すいーっと合格(2020年版)

ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士筆記試験すいーっと合格(2020年版)

  • 作者:藤瀧 和弘
  • 発売日: 2019/11/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

普及が進む太陽光発電燃料電池発電は、食糧発電するシステムです。そのため、発電した直流電力をインバーターで交流に変えて利用します。これらの発電システムに設置されるパワーコンディショナーは、インバーターを搭載し、さらに、使用電力が太陽光発電燃料電池にない時に一般す送配電事業者の電力で補い、逆に余った発電分を配電網側に供給するための系統連携装置を備えます。ページ85
電気設備技術基準は、電気事業法に基づき、電気設備の保安確保の観点から制定された省令です。本書で説明している電気設備の工事や施設の基準が定められていて、電気工事士はこの基準に適合する工事をしなければなりません。ページ88
電気工事事業所は、一般用電気工作物の工事を行う営業所ごとに、絶縁抵抗計、設置抵抗計、カイロ型(テスト)の備え付けが、電気工事業で義務付けられています。絶縁抵抗計(メガー)は絶縁抵抗測定する計器。設置抵抗計(アーステスタ)は。接地抵抗を測定する計器。回路計(テスタ)は、電圧や電流、抵抗を測定する計器。ページ133
①電流計は負荷と直列に接続する、②電圧計は負荷と並列に接続する、③電力計の電圧コイルは負荷と並列、電流コイルは負荷と直列、④クランプ系電流計の測定法は2種類。ページ140
電流を図るのには、通常、電路の1部を切断してそこに電流計を入れて測ります。しかし電路切断せずに電流が測れるのがクランプ電流計です。負荷に流れる電流と、漏れ電流の測り方の違いを覚えましょう。ページ141
第二種電気工事士の資格範囲である一般用電気工作物は、電気事業者から 600ボルト以下の電圧で受電する設備と規定されています。ページ140
電気設備では、電設や電気機器など、電路にあるすべてのものが抵抗と考えられます。そしてそれらの抵抗は、電源に対して、直列あるいは並列につながっています。ページ178
負荷の消費電力は、電圧×電流で決まります。抵抗は電圧と電流の位相が同じですから、電圧と電流を乗じた電力値は常にプラス(電力消費)なります。しかし、コイルやコンデンサでは、電力値が時間によってプラスとマイナスを繰り返し、平均値はゼロになります。つまり電力消費はゼロになります。これは、コイルやコンデンサが電力をを蓄積・放出しているからです。電気回路では、抵抗成分のみで電力が消費されます。ページ189