鬼滅の刃

コミック版「鬼滅の刃
を全巻よみました。漫画全巻ドットコムでは品切れが続いていましたが、ようやく購入できました。昨年、「鬼滅の刃」が話題になって、早速、テレビアニメ版をAmazonPrimeで全話視聴しました。あまりにも面白くて二回観ました。その後、映画版「無限列車」も映画館で、振動、匂いつきで観ました。煉獄さんの母のシーンで泣けました。全23巻の7、8巻あたりです。どうしても先のストーリーを知りたくて購入しました。ネタバレはやめておきますが、珠世さんなど、前半に見事な布石がいくつも打ってあります。繰り返し読んでも楽しめます。
大正時代の設定で、主人公のモラルや考え方は昔の日本人のものなので、私にとってはとても心地よく感じました。「努力」「成長」「情け」「いき」とかです。また、手塚治虫火の鳥」の死生観に影響されています。「鬼は死なない、人は死ぬ」「火の鳥は死なない、人は死ぬ」共通点を感じました。神武天皇の「永遠の命なんかいらない」というセリフが甦りました。
とても面白い物語です。お薦めします。私の中では「蒼天航路」以来の感動作品です。備忘します。

永遠というのは「人の想い」だ、「人の想い」こそが永遠であり、不滅なんだよ