READ THIS 次の会議まで読んでおくように!

「READ THIS 次の会議まで読んでおくように!」を読みました。著者の言う新しい会議を「モダンミーティング」と呼びます。要するに「無駄な会議を辞めよう!」という内容です。翻訳が生硬で、理解しがたい部分があり、訳語も適当ではありません。例えば「アジェンダ」は適切な日本語に置き換えるべきです。政治用語で理解しそうになります。「考え方」は全く正しいと思います。実践するのは骨が折れます。社長がやろうとしても大変です、まして部下からはじめるのは至難の業です。技術的にもコーチが必要だと思います。でも、やってみたいなあ。備忘します。

次の会議までに読んでおくように! ~モダンミーティング7つの原則

次の会議までに読んでおくように! ~モダンミーティング7つの原則

ダンミーティングは、そもそも後押しすべき意思決定がなければ行なえない。意思決定のための質問をするのではなく、意思決定そのものがないと実は実施できないのだ。…自分の意思が決まって初めて、最終的な意思決定のためのモダンミーティングが、関係者を集めて病理学行われることになる。(55ページ)
…従来の会議では、メンバーは批判されるのが嫌なので、それぞれの本当の思いや、突飛なアイディアをためらう傾向がある。「いまここで、反対意見を言うべきだろうか」と戸惑ってしまう。それに反してモダンミーティングの目的は、こ反対意見をこそ議論することだ。対立は当然のこととしてメンバーに織り込み済みなので、皆が安心して、各自の意見を分け隔てなく披露することができる。ここで注意点を1つ。意思決定に際して、その決定を変えたくなかったり、どんな修正もしたくないのであれば、モダンミーティングを招集する必要などない。ゴーサインを出すのまでだ。(59ページ)
ミーティングははできるだけ短時間で行い.必ず終了時間を守ること。5人とか7人とかの、組織のコアとなるメンバーが一堂に会す1分1秒は、すべて組織の膨大なコストであることを忘れないように。コストは懸命に使うべし。(65ページ)
ダンミーティングでは意思決定に本当に関わることが必要なメンバーのみを招集する。 (69ページ)
事前の準備は、ミーティングの招集者が率先して行わなければならない。…どのようなミーティングでも、事前の準備が必要だ。ミーティングが始まったら、参加者が直ちに重要な討議に入れるように、情報は事前にシェアされていなければならない。もし参加者が事前情報に目を通す時間がなかったとしたら、ミーティングに出る資格は無い。(76ページ)
ダンミーティングに議事録はいらない…知らなければならないちばん大切なことは、意思決定の内容とそれを実現するためのアクションプランだ。もし僕が会議を招集して、その会議から何のアクションプランも出てこないようなら、どうぞ次回からは欠席してもらって構わない。モダンミーティングに参加したければ、必ずアクションプランを提示することが参加者の義務のひとつだ。ここで言うアクションプランとは、少なくとも以下の質問に答えるものでなければならない。「・必ずやり遂げると決めたアクションは何か? 、・それぞれのアクションの責任者は誰か? 、・それぞれのアクションが完了するのはいつか?」 7千ミーティングの終了後にリーダーが行うき事はメンバー全員がミーティングで合意した内容を、合意したスケジュールで実行に移しているかどうかを確認することだ。メンバーの責任をきちんと負わせること、これこそがリーダーの仕事だ。… モダンミーティングは実施すれば必ず行動が伴い、結果が出るものであるものでなければ意味がない。(84ページ)
専門家も認めていることだがブレインストーミングを成功させる最大のポイントは楽しく行うことで、評価したり批判したりすることが一切無い時間を作り出すことことだ。(93ページ)
ダンミーティングを実施するようになれば、全社で行う会議数はい減りますか? 激減します。そうでないとしたら何かやり方が間違っています。モダンミーティングを定義する重要な要素の1つは、ミーティングを実施すきかべきどうかを充分考慮してから行う点です。だからこそ従来の会議に比べて、実施する価値が高くなるのです。(131ページ)