疫病

「疫病」を読みました。コロナ禍について、この半年のまとめを読みました。1月に中国の感染情報があり、日本でのクラスター、豪華客船の入港、緊急事態宣言、補助金騒ぎ、中国の嘘と、人工ウイルス疑惑、などなど一連の出来事を記してます。問題は、中国という国の恐ろしさで、日本の危機対応の脆弱さを痛感しました。備忘します。

疫病2020

疫病2020

武漢封鎖の翌1月24日には、台湾は中国大陸への団体旅行を全面禁止した。そして、台湾に滞在していた数千人の中国人観光客をホテルに隔離し、徐々に帰国させると言う方式をとった。蛇口を閉めることなくインバウンド収入欲しさに中国人の流入を止めなかった日本とは正反対の政策である。ページ173
日本では2月上旬、国内での感染拡大の懸念が広がる中、兵庫県が1,000,000枚のマスクを中国に送ったり、2月今日防護服を200,000着も中国に送ると言う信じがたい動きが続いていた。ページ181
開発したのが製薬企業ではない富士フイルムだったため、厚労省から様々な嫌がらせを受けてきたとされる。日本ではまだ未承認の段階で、安倍首相が新型コロナに困っている国々への同薬の提供を申し出て”アビガン外交”を展開していることも話題になった。ページ188
…安倍政権は確かに今回、大失敗したけれども、それでも野党に比べたら100倍えーやん。これは極端な言い方ですけれども、平時戦争でもない、経済的な大金でもない、そういう普通の時は誰がやってもできるんです。ページ215
新型コロナがコウモリから中間宿主を経て人に伝染した可能性よりも、これら2カ所の実験室から流出した可能性が高い。ページ256
新型コロナウィルスの全遺伝子情報(ゲノム)の1%未満という狭い領域に、HIVに由来する情報の断片が6つもあった。その入り方には、自然にはありえない特徴が見られる。これは、人為的に挿入したものと考えられる。ページ283
…殺到する感染者、治療法がわからない焦り、次々と患者が命を落としていく凄惨な医療現場…では、どんな方法で新型コロナウィルスとの戦いが展開されたのか。医師は「輸血」ですと、意外な言葉を口にした。ページ323
…このウィルスは、多くのことを中国にもたらしました。なんといっても、政府が国民の動きを全て掌握したと言うことにつきます。習近平体制が、さらに盤石になったと言うことです。完全な軍事管理といっても差し支えありません。ページ331「他人を思いやる気持ちが強い文化」、「握手をしない風土」、「衛生意識の高さ」、政策がいくら失敗であろうと、…日本人はこれらの武器を駆使してコロナ禍で「戦った」のだと思う。ページ344
共産中国が決定的に勘違いしてるのは、「人間の良心」を全く無視していることである。力で押せば、必ず相手は聞く。中国は、そう疑いなく思い込んでいる。ページ357