YouTube成功の実践法則60

YouTube成功の実践法則60」を読みました。制作側のノウハウ本です。本書を読みながら衝撃を受けました。内容は、①YouTube利用の基本、②YouTubeのシステム、③動画テクニックです。①は理解しました。③は動画制作時に参考にします。「②YouTubeのシステム」が喫緊の課題です。さらに、a.学習、b.システム(チャンネル)、c.拡散に分類できます。まずは「チャンネル登録」と「クリエイターアカデミー」を研究、実践します。備忘します。

YouTube利用の基本
自分が主役ではなく、相手の立場にあわせてつくっていく必要がある…ページ16→基本
使えるクオリティーというと「最初に動画の内容を伝える」ということがあります。これから見る動画がどんな内容で、何をしようとしてるかを最初にはっきりと伝えましょう。いちど見た映画やドラマのストーリーがわかっているので安心していられます。ページ19→基本
できるだけ伝えたいキーワードを絞った動画にしていくことが大切です。そのために私は1つの動画にキーワードは5つまでにしましょうとお話ししています。ページ22→基本
「誰のための動画か」ということを念頭に置いて話を進めていきます。皆さんもこのことを考えながら、本書を読み進めてください。ページ24→基本
モノを売るための動画には、視聴者がモノやサービスを判断できる情報を詰め込んであげないといけません。ページ25→基本
動画の伝達性の良さに気づき、少しずつ商品の特徴や使い方を収録し、YouTubeの自社の商品ページにアップして案内するようにします。ページ27→基本
動画が多くの人に伝わるための必須項目であるタグを意識してアップロードしましょう。ページ35→基本
まず大切な事はコンテンツを増やしていくこと。動画の数が少なかったり、ずっと新しい動画がアップされないと退屈なチャンネルになってしまいます。コンスタントに動画をアップして、常に変化があるYouTubeチャンネルにすることが見てもらうためのチャンネルとして最も大切なことです。ページ39→基本
インターネットの拡散性を組み込むために必要なのがプロモーションステージであり、YouTubeではYouTubeチャンネルがその役割を担うことになります。ページ41→基本
まずウェブ上のSNSなどのプラットフォームにたくさん動画を紹介することです。ページ44→基本
大切なのはプラットフォームだけでなくなたの情報発信力です。SNSを活用したいのであれば、コツコツとフォロワーを増やす努力を惜しんではいけません。動画に限らず積極的に情報アップしたり、他人の書き込みをこまめにチェックしたりと活気あるSNSにして自分の伝えたいことが伝わるプラットフォームを作っておくことが大切です。ページ46→基本
動画に出演する人のプロと素人の差はなんでしょう。イケメンとか美人とか、スタイルが良いとか、滑舌が良いとか、そういうことではありません。答えは簡単、「堂々としている」ことだけです。ページ48→基本
やってはいけないのは、必要以上にテロップを多用すること。せっかくのキーワードや感情の高まりが埋もれてしまうことになります。ページ52→基本
また現実的では無いのですが、これをしたらどうなるんだろうかという未知のものへの知的好奇心も、多くの人の気持ちを高ぶらせます。こんなネタを考えときのキーワードが「試す」。試すをキーワードにネタを考えてみましょう。ページ62→基本
「動画にするネタがないのですがどうしたらいいですか」というご質問をよくいただきます。そういった時は、「あなたの当たり前を動画にしてください」と答えます。ページ65
ここまで上げてきた動画から見えてくるのは、視覚聴覚に訴えることができる動画だからこそできる「疑似体験」と言うキーワードです。ページ67→基本
1本の動画に盛り込むキーワードは多くても3つまでにしましょう。ページ69→基本
本編でも動画で伝えるキーワードは3つ以内と書いたように1本の動画に含まれる情報特に全体を伝えるキーワードは常識的にはそんなに多くありません。まずは視聴者に何を伝えたいのかを整理しながら10個程度で設定してみて、そこから必要に応じてキーワードを増やしていくようにしましょう。ページ217→基本
「体験」は不安を解消させるので、相手に伝えるためにを欠かすことのできない情報ともいえます。この「体験」を擬似的に体験させるのがYouTube動画なのです。ページ264→基本
YouTubeのシステムa.学習
「クリエイターアカデミー」というと職業のイメージを想起させるので、プロのためのサイトのように思われてしまいますが、YouTubeだけでなく動画初心者にも参考になる大変素晴らしい内容になっています。サイトは日本語対応しているのでどなたでも活用できます。ページ178→システム(学習)
アナリティックスはYouTubeスタジオページの左側にあるタスクバーからアナリティックスをクリックすると表示されます。ページ240→システム(学習)
YouTubeのシステムb.システム
YouTubeには「YouTubeチャンネル」という機能があります。簡単に言うとあなたのアップした動画やお気に入りの動画などをまとめてくれているページです。ページ36→システム(チャンネル)
YouTubeチャンネルは、Googleアカウントを取得してYouTubeにアクセスすると自動的に開設することからチャンネルの情報登録などの作業を何もせずにただ動画だけアップしてる人がたくさんいます。これはとても残念なことです。YouTubeがあなたのためにホームページの機能を用意してくれたにもかかわらず、その機能を使わないことになるわけです。ページ179→システム(チャンネル)
このようなことにならないよう、ビジネスで使用するチャンネルと個人チャンネルを明確に物管理できるようにブランドアカウントと言う仕組みがあります。ページ180→システム
この本の読者の皆さんは、ビジネスユースにせよユーチューバーとしてにせよYouTubeを活用していこうと考えている人だと思うので、個人チャンネルにおける運用を避けて、このブランドアカウントのYouTubeチャンネルで運用していくようにしましょう。ページ183→システム(チャンネル)
YouTubeのシステムc.拡散
またFacebook、LINE、Instagramで採用されたタイムラインでの動画の自動再生機能は大変魅力のある仕組みです。従来のURLリンクだと、クリックして初めて動画が見られましたが、自動再生機能によって、タイムラインの中で動画が自動再生されるので、おのずと動画を視聴するようになります。ページ44→システム(拡散)
YouTubeがさらに魅力的なのは、YouTubeチャンネルやアップロードした動画に、自社サイトや商品ページ等関連サイトへの誘導促すURLを記載することができることです。ページ45→システム(拡散)
さらに自分の動画を見てもっらった後に、また自分の他の動画を見てもらうことも視聴者を獲得するためには大切なことです。この自分の動画による回流作りにタブをうまく使います。…すべて動画のタブに「チャンネル名」と「チャンネルURLの固有分」を設定するようにします。ページ219→システム(拡散)
見られる動画にするためには動画への情報設定をたくさんしなくてはいけません。この作業効率的にできるようにするのがアップロード動画のデフォルト設定です。ページ237→システム(拡散)
動画を作ったら同じ動画をYouTubeSNSの両方にアップロードします。FacebookだったらFacebookにもYouTubeにも同じ動画をアップします。そしてFacebookのタイムラインに過去の動画をこちらからご覧くださいとしてYouTubeチャンネルへのリンクを貼っておきます。インスタグラムの正方形動画に対応する…「SqueaKit」ページ249→システム(拡散)
YouTubeチャンネルが回流の中心にあることがわかっていただけると思います。
①動画をアップすると集積所であるYouTubeチャンネルの動画がまとめられる
②視聴者は動画やチャンネルを気にいたり、後でみたいと思うと、探しやすいように
チャンネル登録」というお気に入り設定をしてくれる
③お気に入り登録したチャンネルに動画がアップされるとYouTubeからはEメール、スマートフォンではポップアップメッセージで、動画アップされたことが視聴者に通知される
④視聴者はYouTubeから通知を見てタイムリーに動画を視聴できる
⑤自分の動画の視聴を繰り返してもらうことでファンになってもらい、ウェブサイトや店舗に訪問してもらいやすくなるページ276→システム
チャンネル登録してない人がYouTubeチャンネルを開くと、ポップアップウインドウが表示されてチャンネル登録を促す方法があります。方法は簡単で自分のYouTubeチャンネルのURLの一番後ろに「?sub_confirmation=1」のパラメータを付け加えたURLにするだけです。ページ279→システム(拡散)
③動画テクニック
固定の場合は画面の3分の1程度あなたの顔が占めている位の絵柄にすると、目の動きなどもしっかり伝わりますし、長時間の主張でも緊張感を感じない距離感の動画になります。ページ54→動画テクニック
構成をまとめていくときに大切なのは、話の展開のパターンを抑えることです。話の展開のパターンというと「起承転結」が有名ですが、大まかにいうと必ず次の流れを押さえていく必要があります。
①オープニングでのつかみは問題提起
② 中間部のメインコンテンツ
③エンディングでの結論 ページ72→動画テクニック
…コンテ台本づくり。ここまでの作業まとめておきます。
①キーワードの絞り込み
②動画の長さを短くするか長くするか決める。
③話の展開をお決まりのパターンにはめ込む ページ73→動画テクニック
笑コンテは絵心がなくても大丈夫。ページ74→動画テクニック
構図で大事な事は、何が1番大切かを意識して考えること。特に資料は登場人物以上に大切な時もあり、登場人物より資料を目立たせたい時は人物を右に配置し、資料を左に配置する方が視聴者にわかりやすい構図となります。ページ77→動画テクニック
パンというのはピンときませんが、パノラマ写真ならなじみがあると思います。パンはパノラマテックビューイングから来た言葉でパノラマ写真のようにカメラを水平に移動しながら撮影することをいいます。収録している場所のイメージを伝えたい時や、レインボーブリッジのように固定カメラでは入りきらないもの、山頂からの風景や水平線など、広大なイメージを伝えるときに効果的です。ページ 80→動画テクニック
映像を切り替えるときは、カメラの向きを変えて撮影する…制作の現場では「180度ルール」というものが使われます。これはカットを変える時、前のカットから30度以上180度未満でカメラの向きを変えて撮影することで映像に変化をつける方法です。ページ82→動画テクニック
切り替えの基準となる秒数を設定するとしたら、7秒が基本です。7秒は人間がテロップ等の情報も含めて、映像全体を把握する最も短い時間といわれています。もし映像の切り替え時間に悩むなら、7秒を基準に考えます。とはいえYouTubeのように特にエンターテイメント性の高い動画では動画にテンポを与えることが大切です。このような時は、3秒を基準にすると、視聴者にストレスを与えずに、画面切り替えによるテンポの良さを動画に盛り込むことができます。ページ84→動画テクニック
iPhoneのホワイトバランスが調整できるアプリプログラムProCam8。ページ86→動画テクニック
ライトテクニック。
①センターライト;カメラ側から正面に光をあてます。正面から全体にまんべんなく光が当たるので、のっぺらで平坦な感じの映像になります
②プレーンライト;被写体正面左右いずれか45度から光を当てます。正面斜めから光が当たるので光をあてた反対側に影ができ、立体感を表現できます。
③サイドライト;被写体の左右いずれかから90度から光をあてます。真横から光が当たるので形状がはっきりする映像になります。
④リムライト;被写体の背後左右から45度から光を当てます。斜め後ろから光が当たるので、反逆光の立体感のある映像になり、厳かで神聖な映像になります。
⑤バックライト;被写体の背後から光を当てます。真後ろからの光なので被写体が光に包まれたような映像になり、厳かで神聖なイメージなるとともに被写体の形状をはっきりさせる映像になります。ページ87→動画テクニック
縦からの証明の考え方。
①アイレベル;全体にまんべんなく光があたるので、光のあたった箇所はのっぺらで平坦な感じの映像になります。
②プレートライト;被写体の斜め上から光をあてます。人物であれば顔に近いところから光をあてられるので、被写体の出しつつ顔にフォーカスした映像になります。
③アンダーライト;被写体の斜め下から光をあてます。下からあおるように光をあてる自然には起こらない光のイメージで、フォーカスさせたい部分を強調させることができます。
④トップライト;被写体の真上から光をあてます。真上からなので被写体全体を上からまんべんなく照らすことで立体感がなくても被写体にフォーカスした映像になります。ページ88→動画テクニック
インターネットの音源のダウンロードサイト
甘茶の音楽工房(フリーBGM素材)。ノスタルシア(アコースティックな音楽素材)ページ102→動画テクニック
構図の作り方には様々なルールがありますが、ここでは最もシンプルで効果のある構図の作り方として3分割を覚えてみましょう。三分割法とは簡単にいうと、画面を9つの四角のブロックに分けて、その真ん中にくる四角の頂点に被写体を置くというものです。ページ106→動画テクニック
視聴者はまず左側に目がいくので、左に置いた被写体を最初に補足します。ですから左の被写体はパッと目に入ってきます。ページ109→動画テクニック
物の取り方は縦横高さの3次元情報が大切。コツは、被写体をおおよそ対面から30度~60度程度の幅で左から右に、さらに被写体正面から同じく30度~60度程度で高さの角度をつけてあげることです。ページ116→動画テクニック
…動画は視聴者の目や手の役割をしえ上げなくてはいけないのです。そのために大切なのは次の2点。シンプルですが物撮りの基本的な考え方です。
①視聴者の目線を意識する
②視聴者の品定め代理作業おしっかり動画に組み込むページ117ページ→動画テクニック
目と同じ動きをするためにズームで寄っていると間に合いません。一生懸命ズームしてしまうと、私たちの目と違う動きなので視聴者がストレスを感じてしまいます。ページ119
…ハウツー動画はキャラクターを伝えるよりも何よりも中身が大事なので、しっかり内よ伝えられていないといけません。そのために大切ののが「音」です。ワンランク上の動画を狙うのは、マイクをマイクを導入してみましょう。ページ129→動画テクニック
サイレント動画ではもちろんですが、もちろん口頭で説明している動画にもテロップが効果的で、さらに分かりやすいと思います。ページ130→動画テクニック
写真だけでも伝わる動画を作れる…自分で編集ソフトの編集機能を使ってスライドショーを作成することをお勧めします。ページ134→動画テクニック
有料の動画編集ソフトもたくさん発売されています。ページ134→動画テクニック
強調テロップは映像の中で伝えたいキーワードを目立たせるために、そのキーワードをドン!と画面に表示させます。淡泊な映像でも、強調テロップを挿入することで迫力をつけることができます。ページ156→動画テクニック
テロップに挿入する「文章は短く」が基本です。テロップを挿入するときに意識してほしいのが「文章は短く」です。人間が動画から文字を認識できるのは1秒あたり4文字と言われており、映画もこのルールを基本に字幕がつけられています。また画面に1度に表示する文字数は20文字、段数は2段までです。つまり10文字× 2段が理想ということです。
…テロップの画面への表示時間は20文字で5秒程度とわかります。忙しい動画になってしまうので7秒から10秒を1回の標表示の目安にしましょう。ページ157→動画テクニック
…これを防止するためにもYouTubeでは端的に本編の動画への流れに勢いをつけるものとしてオープニングを捉える必要があります。という事はオープニングは短い方が良いので、特に最初の15秒は視聴者を飽きさせないことを考えるようにします。ページ165→動画テクニック
人間は一般的なもの、つまり定番に弱いといわれているので、オープニングにふさわしいテンポの良い曲を聞くと、動画が始まると認識して体が自然に準備をします。また静かな音や余韻を持たせるようなポップな音楽を聴くと動画が終わることを意識します。このように音がもたらす雰囲気に視聴者の感情が左右されます。ここでNGなのは自分の好きな音楽を使ってしまうことです。ページ167→動画テクニック
主役となるメインの音のインジケーターを見て一番つよいところで− 6デシベルになるようにして、その音を基準に背景音など他の音のボリュームを調整すると良いでしょう。ページ170→動画テクニック
ウェブ上で簡単にチャンネルアートが作れる「fotor」というサービスをご紹介します。無料ですがYouTubeチャンネルのサイズに合わせた写真加工が簡単にできる大変便利なサービスです。ページ190→動画テクニック
サムネイルは視聴者が動画を見たくなるものの方が視聴数が伸びます。サムネイルで大切なのは、「タイトル(文字)」と「アイテム(動画の主役となるもの)」の2つをはっきりさせることです。ページ222→動画テクニック
カットテロップ、背景の追加。①YouTubeにログインしたらYouTubeスタジオから動画で編集したい動画の詳細ボタンをクリックする。②左側にあるタブからエディタをクリックする③動画エディタ画面が開く
アップロードしている動画の不要な部分をカットしたいときに編集ソフトで再編集して再アップすると過去の動画視聴数がゼロクリアされてしまいます。こんな時は「動画エディタ」のカット機能を使いましょう。ページ228→システム
動画上に付箋のように外部サイトや他の動画へのリンクを入れる「アノテーション」という機能…の大体の機能として登場したのはこの「カード」です。カードを使うと自社ウェブサイトやチャンネルの他の動画え誘導することができます。ページ233→システム
「商品の用途は2つ以上にする」です。私たちは情報に限らず押し付けられることを嫌います。動画で1つの要素だけをお話しすると押し付けと感じてしまい不快に感じることがあります。これを回避するために2つ以上の用途を用意して、視聴者にAもあるしBもあるよというような感覚でを持ってもらうのです。ページ262→動画テクニック

人間の感情的な反応は90秒で落ち着くといわれています。ダイジェスト動画は本編に誘導することが目的なので、感情に訴えることが不可欠です。動画の時間は90秒以内にまとめることを基本とします。ページ265→動画テクニック